【レポート】◆造形研修〜ピカプロ独自の整理術(素材)
2024年12月7日2024.12.7
【保育士研修】inあすか保育園
“園にある素材たち”
魅力あるものたちばかりなのに、活かせていない…
素材室の肥やしになっている…
そんなご質問をいただき、伺ってまいりました!
ひとつの部屋に、もてあましているすべての素材を
集めていただいたのですが…。
もうね、これは「保育園あるある」のカタマリです。
分かりすぎて「安心してください」 を何度お伝えしたことか!
・園児の数に満たないモノ。
・大きすぎてどう扱ったらよいかわからないモノ。
・長いものを大きなバケツにいれているけれど、
そこに入っている掃除道具やマイクスタンド。
・大きな衣装ケースの中に、使い勝手の悪い道具や
子どもたちがあまり使わなかった画材たち。
・保護者の皆様が持ってきてくださった、ありがたいけれど、
使い方を誤ればゴミの山になってしまう廃材たち。
文章にしたら、なんだかいけないことのように見えるかもしれません。
でもね、いつも使うわけではない、
分類しにくいモノは、似た属性のところに集まります。
そして、それがより「使いにくさ」になって、集まっていきます。
そんな使いにくさの集まりは、子どもたちにとって、
最初の一瞬は「宝探し」のような楽しみがあるのですが、
探すことで疲れてしまい、後に繋がらない活動になり、
先生たちをイライラさせ、また、溜まっていきます。
例えるなら…何か陰陽師のドラマとか漫画に出てくる
悪霊が溜まったみたいな…。
そして、それは、
おそらくどこの園でも多かれ少なかれ起きていて、
実は園だけじゃなく学校でも、企業でも、
なんなら家庭でも起きているのです。
園での材料の配置の仕方については、
実は私たちが独自に?お伝えしている整理術で、
比較的簡単に整え、整い続ける仕組みを作ることができます。
そして、その整理術で、子どもたちの遊びが飛躍的に
楽しい活動になっていくことも(実践知ですが)わかっています。
先生方には、その効果を考えながら、
色々お題を出してモノを整理していただきました。
そして、この整理術、
実は常に変化し続けるので、”正解”がありません。
そのため、前半は「わからない~」
という声や戸惑う仕草がありながら、
後半につれて「こうしても良いってこと?」という声に変わり、
最後には保育士同士で「こうしようや」「こうすることでどう?」
という発言が飛び交うようになりました。
これを園で日常で使っていくには、
またひとつ園の運営として考え方を
整理していく必要があるのですが、
それはまたこれからのおはなし。
まずは、こんな考え方があるんだな。
と、少し腑に落としていただけると嬉しいです。
研修をしてから、研修の内容をまるっきり忘れるのには
だいたい3か月と言います。
それまでに是非、
何かひとつだけでも具体的に動かしていただけると
最高に嬉しいです。
またお会いしましょう~♪
研修講師:奥村みずほ
➖➖➖●➖➖➖●➖➖➖●➖➖➖
ピカソプロジェクトでは、
保育活動の生活の中にもアートを取り入れたい!!
と思われる園に向けて、実践的で体験的な研修をお届けしています。
明日からの実践にもすぐに役立つ保育研修!
ぜひ!受けてみて下さい★
受付、お問合せはこちら!
★電話06-6710-9793
お待ちしております♪
カテゴリ
アーカイブ
2025
2024
2023
2022
2021
2015