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一般社団法人ピカソプロジェクト

【レポート】◆造形研修〜素材を遊びきる!!

2024.1021

【造形研修】inかしわら西保育所

 

《素材をあそびきる!》

 

この日は「紙」という素材であそびきる体験をしました。

 

ついつい「あれも」 「これも」

と複雑にしてしまいがちな造形あそびですが、

意外と子どもたちは、じっくり遊びたいのです。

たったひとつ「紙」があるだけで、いくらでも遊びは広がります。

 

たとえば、乳児に、

「ほら、こうしたら破れるよ」とかも、言わなくても良のです。 

ほんの少しきっかけがあれば、勝手に遊びはじめます。

不思議なもので、同じ楽しみでも大人が”こうしてごらん”

というと一瞬で終わってしまうけれど、子どもが自分で気付いて、

気付いたことに一緒に驚いていると、その遊びがず~っと続いたりします。

 

子どもは自分で遊びを見つけたいし、見つけた遊びに感動します。

そして、私は“遊びを見つけた子どもを見つけるのが大好き”

で、いつも感動しています。

小さな感動が重なっていけば、

いつでも心が感動するように育っていきますので、

いつもの生活がより豊かになっていきます。

 

そして、先生は余計な準備をする手間が減って、

もっともっと子どもとの関わりを楽しめるようになっていきます。

 

これは、手を抜いているのとは全然違います。

楽しみを子どもに委ね、

子どもの姿をたくさん見つけていく方に力を注げば良いのです。

 

終了後の振り返りでは、

「いつも次々に色々用意しすぎていたかも。もっと子どもに委ねよう!」

「生活とのつながりを考えていなかったかも」

「これでいいの?と思ったけど、子どもたちの表情や活動をみていると、

これがいいんだ。と思った」 

などなど、色んなご意見が出てきました。

この活動をふまえて、次回皆さんで実践をしてみて、

その発表会をしていただくことになりました!

 

とっても楽しみです。

先生も、子ども達も、もっともっと、心を自由に楽しんで、

そしてこれからもたくさん表現する喜びを味わってくださいね♡

研修講師:奥村みずほ

 

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