◆造形研修〜『絵の具遊び〜環境・導入どうする?』
2024年7月18日2024.7.18
【造形研修】in十三保育園
とことんダイナミックに、絵の具を使って遊びきりたい!
環境は? 導入は?? 触りたくない子は…?
どうすれば良いでしょうか。
そんなご要望をいただき、伺ってまいりました。
遊びきるためには、やっぱり何より環境が大切です。
この猛暑の中、とてもとても悩んだのですが、
園に伺ってすぐに園庭を散策…
むむ。この場所は、木陰があり、風が通る…!
さすがこだわりのお庭😳
そんなわけで、相談して、園庭で行うことにしました。
異年齢だから…といって、
導入をしっかりしないでいきなり始めると、
それは衝動的な遊びで終わってしまい、遊びきるどころか、
じっくり取り組むことすらできなくなります。
お話をすると、一番小さな子も、しっかり聴いてくれていましたね。
最初はちょっとお上品に、手形をポン。
そのうちに、ドロドロヌリヌリ、先生につけてやる!
外部から視察に来られた先生は、
ちょっと余所行きの格好でいらしていて「イヤ~~!」と
本気で逃げていらっしゃったけど、
それが逆に子どもの心に火を灯します😆笑
最終的には素敵な手形をもらわれ、結局嬉しそうでした。
大丈夫。ぺんてるさんのこの”ゆびえのぐ”、
丁寧に洗濯したら「だいたい」取れます。
今日のお約束は、
「生きているけどそこから動けない草木は、ちょっと嫌な顔するかもよ。
絵の具つけないであげてね」というもの一つ。
1人だけ、木の幹にちょん…とつけて「こいつも…生きてるな…」とそれっきり。
でも、木の杭には容赦なく塗りたくっていました。
滑り台や鉄棒、ジャングルジムも、
元の色がわからないくらいキレイに装飾されていました。
雨の少ないこの夏、次の雨までは楽しめますね♪
今日の痕跡を展示して、飾れるものは飾っちゃって、
あとは素敵なドキュメントと作品を一緒に保護者の皆様に
見ていただければ、ばっちり。
それで何が得られるのか?
そういうお話は、午後の部でじっくりと。
まだまだ、先生自身の準備を楽に、そして楽しく!
そんな活動に進化できる余地はありそうです(^^)
次回までにたくさん実践を重ねて、色々教えてくださいね!
研修講師
奥村みずほ
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