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一般社団法人ピカソプロジェクト

【レポート】 ◆造形研修〜『も〜っと‼︎廃材アート』

2024.7.4

【造形研修】inかしわらこども園

 

廃材…というのがなんだかムーブメントではあるけれど…
廃材の活用ってよくわからない!
というご依頼からの廃材アートでした。

先日の花たちばなでは、
果物屋さんからいただいたリンゴのケースオンリー。
本日は保護者や保育者が自宅で集めた廃材たち。

海外ではこういう「ゴミ」を子どもに与えることに
抵抗があることも多いそうですが、
弊社理事のお一人でもある永渕泰一朗先生は
「まあ…MOTTAINAI精神文化ということで笑」なんておっしゃいます。
私もどちらかというとそっちかな。
小さい時は何か面白そうな箱で工作したり、
チラシの裏でお絵描きが当たり前でした。

別にゴミマスターになる必要はないのですが、

子どもたちはどんな素材からのパスでもちゃんと受け止めて遊べるよ!

というのを先生方にも体感いただきたくて実施した企画でもあります。

 

今回は「手でちぎれる」を観点に、
先生方に廃材を集めていただきました。

素材の取り合いで喧嘩にならないかな…
10分くらいで飽きちゃうんじゃないかな…

先生方のそんな予測を裏切り、
子どもたちは本当に長時間遊びこんでくれました。

色の仲間集めしよう~とあるグループに提案してみたら、
またそこから違う遊びに展開したり、
見立て遊びをしているグループには、
新しい素材をチラ見提案してみたり(だいたい断られますw)
何やら体中に装着している子が見るたびに進化していたり、
形をとことん集めてみたり。
多様な展開が見られました。

最後の方になってくると、お片付けも兼ねて、
園にあった最大の廃材「障子」を活用して、
色分けをしながら廃材を貼り付けて遊んでいただきました。

新しい展開にワクワク参加してくれる子も居れば、
見向きもしない子、お義理で2~3個だけ貼って去る子、
貼った素材を持って行く子。色々です。

廃材で遊ぶができない!とお嘆きの皆様。

廃材でもなんでも、子どもはいくらでも遊びます。

もしかすると、制約が少しだけ、多いのかもしれません。
先生が「何かに見えること」を課しているのかもしれません。

まずは遊びこむ。

その次とかその次の次とかに何か技法を与えてみると…
きっと「何か」が生まれる…かもしれません。
せっかく毎日一緒に過ごすのなら、
一度の企画に全力で何かを求めるのではなく、
「1回の活動がただの導入」だったとしても、
全然問題ないのではないでしょうか(^^)

次いったらどんな展開が待ってるのかな! 楽しみだよ~~~

研修講師:奥村みずほ

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0・1・2歳児

「モノとの対話で育む 感性と表現」の項目(P48-51)です。

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自然物と出会った子ども達はどんな反応をしてくれるでしょうか♪

ぜひ園でも試してみてくださいね!

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