【レポート】◆造形研修『0・1歳さんと一緒に粘土遊び!』
2024年7月30日2024.7.30
【造形研修】in神田保育園
『0・1歳さんと一緒に粘土遊び!』
午後の振り返りでは、活動をいかに保護者にご理解いただくのか?
という点についてみんなで考えました。
粘土あそびは、
昨年たくさん学ばせていただいた陶芸粘土を活用します。
“0歳さん”は当然、はじめは素材に人見知り。
いつも一緒の保育者と一緒に眺めてみたり、
つついてみたり、保育者の顔を何度も確認しながら、
少しずつ粘土との距離を縮めていきます。
そしてつついたり、渡された粘土片をちぎったり。
静かに、静かに活動が進みます。
“1歳さん”は、最初から素材にくぎ付け!
躊躇なく掴む子もいます。
落としてみたり、叩いてみたり、つついてみたり、
それからじっくり触ってみたり、
粘土との距離の詰め方も0歳の子らと違います。
そのうち、鼻息がどんどん荒くなってきて笑
ふがふが言いながら夢中で粘土と戯れています。
まだまだ、何かの形にはなりません。
それは、お絵かきの表現ともとてもつながります。
「何かを上手に造ること」は、
保育所保育指針にも一言も触れられていません。
それよりも、
*素材に自分なりにどんな風に向き合っていくのか
*その姿を私たちはどうやって見つけていけるのか
そこを改めて大切にしたいと思います。
ただし、その活動をただ「素敵な活動でした」
で終わらせてしまうと、それはもちろん、
保護者からすると「何がどう素晴らしいの?」
と言いたくなるものです。
だからしっかり説明できる力や、
可視化してあげる努力は、絶対必要なのです!!
そんなわけで、終わった後、
子どもが素材に向き合っている様子の写真と、
そこで生まれた痕跡とを並べて展示することをお勧めしました。
ただ置くのではなく、
お迎えに来られた方は最初に何を探すのか?目線がどう動くのか?
その目の動きの流れの中で、
自然に見つけていただけるような仕組みをつくれば良いんです。
1人1人の子どもの「今日」を一生懸命語られても、
はやく我が子に会いたかったり、
夕食の段取りを考えている保護者にはなかなか受け取り難いものです。
だから、視覚化して、興味をもってもらって、
素敵を共有できるような仕組みってとっても大切です。
ピカソプロジェクトでは、
色彩学やVMD(ビジュアルで素敵を伝える手法)の
知識を用いたこんな研修も行っています♪
研修講師:奥村みずほ
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