【レポート】◆園内研修&実践〜お水アート〜inかえで保育園
2024年6月4日2024.6.4
【園内研修】inかえで保育園
『お水アート』
子どもが”モノ”と関わる中で生まれる気付きや発見、
それはとっても素朴で、私たちから見ると
当たり前すぎる現象であることがほとんどです。
そんな当たり前のような事を教えることは簡単です。
でも、子どもの一番輝く瞳に出会いたければ、
子ども自身が何かに気付いたり、
ひらめいたりする瞬間を待つのが一番です。
かえで保育園さんとは昨年一年間、その瞬間の見つけ方や
かかわり方についてたくさん一緒に学んできました。
そして今年は、より素材を通した実践を介して、
子どもの輝く瞬間に出会う試みを行っています。
今回は2歳児の「水」をつかった遊び。
水って、それだけで子どもたちは盛り上がりますよね。
そこに”ジップロック”の一つでもあれば、
遊びの幅は大幅に広がります。
ポヨンポヨンと動く水を触ったり、踏んでみたり、
袋をあけることに必死になって、水を入れたり出したり。。。
それだけでもず~~っと遊んでいます。
でも今回は、ちょっと飾りを作りたかったから、
水にすっと溶ける食紅や絵の具を用意して、
”傘袋”を使ったアート作品づくりに挑戦してみました。
「赤が入ったから…次は…」と考えるイヤラシイ大人の思惑笑。
でも、このくらいの子どもたちにとって、
色なんて…ましてや色味なんて、ど~~~でも良いです。
・色がついてない水も持ってきてくれる。
・同じ色でもどんどん入れる。
・くくって仕切りをつくる前に入れてくる。
・水を入れたところにひたすら手をつっこんで最高の笑顔で遊ぶ。
そんな子たちの隙をぬって、飾りを作りながら、
全然思ってたのと違う感じになっていくのを、
大人もひたすらに楽しんでいました^ ^
そのうち「桑の実を入れる」 「葉っぱを入れる」
「自分も飾る」と背伸びする。
あっちではどうも混ぜることで
色が変わってくることに気付く子が現れる。
どこかに脱走した…と思ったら、
園庭から素敵な何かを見つけて帰ってくる。
気付けば全部の遊びの展開にイッチョ噛みしている子、
最初から最後まで一つの遊びに夢中になっている子。。
あぁ、たったこれだけのことで、
子どもってずっと遊んでるんだな。。。
無理に何かをしようとしなくて良いんだな。
そんなことにたくさん気付いていくことができましたね!
いつもならお昼の時間。
遊びは止まりません。
突然お腹がすいて泣き出したり、まだ終わらない!と怒ったり…。
あぁ。カワイイ。
またあそぼう!
研修講師:奥村みずほ
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6/2発売の月刊「保育とカリキュラム」7月号に
ピカソプロジェクトの“実践指導“が掲載されています❣️
0・1・2歳児
「モノとの対話で育む 感性と表現」の項目(P48-51)です。
今回のテーマは「ゼラチン・寒天」。
ぜひ園で試してみてくださいね!
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保育活動の生活の中にもアートを取り入れたい!!
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