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一般社団法人ピカソプロジェクト

〜校内研修〜出張授業にむけて!in寝屋川

2022.6.16 大阪府寝屋川市の

小学校に校内研修に行ってきました。

 

研究科目として図工を取り上げていただけるのは時代の流れでしょうか
とても嬉しいことです。

特に、美術鑑賞って見どころを教える以外にどう展開すれば良いのか、ひそかにお悩みの先生は多いようです。
また、美術鑑賞からの評価の設定ってどうしたものなの、と頭を抱えていらっしゃる先生も多く、いろいろお話をさせていただきました。

 

評価については本当に難しく、先生方同士で長期スパンで話し合っていただく必要があると思いますが、考え方の基本はやっぱり、ねらいをどこに設定したかに尽きると思います

表面的な「できた・できなかった」ではなくてどんなふうに考えられたか、どんな風に向き合ったかのかを見てあげてほしいなとは思いつつ、それを点数にするのは本当に難しいことですよね…。(評価方法を変えている学校もありますよね…)

先生方も大変な時代。

少しでも、先生も、児童も、楽しいなと思える授業の構成や考え方、子どもたちのモチベーションのあげ方、意見の引き出し方をお伝えすることで、先生方も今よりもっと楽しい授業を設定して楽しんでいただけるようになれば良いなっとおもっています。

 

 

 

 

小学校の図工の時間、先生方からは結構リアルなお声をお聞きします。

・「いつもやってるから」と教材選びをしているけど、結局これってなんのためにやっているの?

・みんな楽しそうにしてるし、図工の時間って、悪いけど職員室業務を片付ける時間でもあるんだよなー。

・美術鑑賞と言われても、自分に美術の知識はないし、鑑賞なんて個人のセンスだと思うから、どんな授業を組み立てたらいいのか、正直教えてほしいし、一度見せてくれたらわかると思うんだけど。

・みんな違ってみんな良い、って言うし、評価したらどうしたって器用な子が一番になる。でも、あの子だって面白いセンスしてるんだよね。それってどう評価したらいいの?

 

図工の時間は、これからの人類にもっとも必要とされるイマジネーションとクリエイティビティを楽しみながら伸ばせる最高の時間です。

「これまで」の枠にとらわれず、新しい発想で確実な授業ができたら良いなー。とお思いの先生方との出会いを楽しみにしています。